離陸の2時間前に着いてしまったので成田空港を徘徊しました。
なぜ最近俺は空港を彷徨っているのだろうか。
先日の→北九州空港に行く。【2月8日】 - 渡真利のブログ
聖地巡礼
無印劇場版の冒頭に登場する第1ターミナル。
りんぱなのシーンに登場したセイコーの世界時計は不具合のせいで撤去されてしまっていた。
こちらは去年3月に撮ったもの。
東成田駅
東成田駅は、成田空港のど真ん中にある廃墟チックな駅舎や、この駅を通る芝山鉄道などで有名な、知ってる人は知ってる系の駅だ。
成田空港駅として開業し、現在のターミナル駅の開業と共に東成田駅に改称したという経緯がある。
空港の敷地内から東成田駅に行くためには大きく地上から行くルートと地下通路を通るルートの2つがある。
地上ルート
地上ルートは空港のシャトルバスを利用すると便利。ただし東成田駅のみ停車ボタンを押さないと止まらない為要注意だ。誰も行かないからね。
バスを降りて右手に行くと交差点があり、そこを左に曲がると東成田駅の入口である「第5ゲート」がある。
ゲート内には警察官や警備員が一名常駐しているようで、若干の入りづらさがある。そもそも成田空港はデフォルトで警備厳重なのであまり気にせず通り抜けよう。なぜ厳重か分からない人は三里塚闘争で検索しようね。
ゲートを抜けると空港の管理規定の看板が物々しく置かれている。
地下ルート
地下を通るルートは第2ターミナルの地下から約500mの通路を通るルートだ。クソ長いし基本誰も居ないし電波は入らない。
Backroomsかな?
駅の構内にはエスカレーターも設置されている。
めっちゃ止まってるけど。
改札内に入る。ホームは2つあるが、現在は片方しか使われていない。
使われていない奥のホームには開業当時の名称である「成田空港駅」の看板が見える。
この駅に乗り入れているのは京成と芝山鉄道の2路線。(僕調べの情報なので鉄道おたくは間違ってても殴らないでください)
京成は基本的に隣の成田駅までの運転。時間帯によっては上野まで直通の電車がある。
そして、もうひとつの路線である芝山鉄道は「日本一短い鉄道」として有名らしい。
その路線はこの駅から隣の芝山千代田駅までのわずか2.2kmだけ。短い。
Wikipedia先生によると
成田空港が建設されることによって東西方向の交通が寸断され不便を被ることになる空港東側地域の住民や企業への補償として、国が当時の京成本線の(旧)成田空港駅(現在の京成東成田線の東成田駅)以遠を第三セクター方式で延伸する形で建設を約束した鉄道である。
要は成田空港ができて邪魔だから代わりに地下に鉄道敷くから許してや!ってことらしい。でも開業したのは2002年だって。遅くね?
せっかくなので芝山千代田駅まで乗ってみた。
到着。
電車は出発から到着まで特にアナウンスも無く真っ暗なトンネルの中をほぼ直進するだけ。非常に無機質な感じがして良かった。
平日の昼過ぎという時間帯だったが、乗客は自分含めて5人ほどいたと思う。あと隣の車両には明らかに警察官か警備員っぽい人が乗っててウケた。
こちらは芝山千代田駅側に設置してある券売機。隣駅までの200円しか無いのが潔い。